ニュース 2026.07.09
上川大雪酒造、網走の新蔵の名称を「北緯44度」に決定
上川大雪酒造は、北海道網走市の天都山で建設中の新蔵の正式名称を「北緯44度」に決定したと2026年7月4日に発表しました。網走の緯度にちなんだ名称で、網走刑務所との連携事業により受刑者が職人の指導のもと作り上げた伝統的な木桶を設置する計画です。新蔵で仕込む最初の一本は、2026年12月中に届けられるよう準備が進められています。
上川大雪酒造は2026年7月4日、北海道網走市で建設中の新蔵の正式名称を「北緯44度」に決定したと発表しました。名称は網走の緯度(北緯44度)にちなんだもので、同社は「冷涼で厳しいながらも豊かな自然が広がる地から、世界から見ても輝く本物の日本酒を届ける」という趣旨のコメントを寄せています。
新蔵には、地域振興と社会復帰支援を目的とした網走刑務所との連携事業により、受刑者が職人の指導のもと作り上げた伝統的な木桶を設置する計画です。木桶仕込みならではの豊かな香りと、まろやかで口当たりの良い、角の取れた上質な酒質を目指すとしています。
新蔵で仕込む最初の一本は、2026年12月中に皆のもとへ届けられるよう準備が進められています。
新蔵が建つのは、網走市の天都山展望台・オホーツク流氷館に隣り合う場所です。上川大雪酒造は2025年10月に網走市・大空町と酒造りの連携協定を結んでおり、北海道産の酒造好適米を使った日本酒づくりを進めていく予定です。
適酒視点のひとこと
土地の緯度をそのまま蔵の名前にする、というのが面白いですよね。網走という場所の座標が、そのまま酒の看板になる。木桶を作るのが刑務所と地域をつなぐ取り組みだったり、最初の一本がまだ世に出ていなかったりと、これからが楽しみな話です。冬の便りを気長に待ちたくなります。